中学校でのいじめは、例えば学校指定のリュックにすごい匂いの香水をかけられていたり、下駄箱のなかに置いてあった外履きに牛乳が入れられていたりしていただけで、クラスで仲間はずれとかはなかったと記憶しています。しかし、ある日、M子さんとその仲間が私のところに来て、「みんなからのメッセージだ」と言って手紙を渡しました。(その当時はスマホはなかったので手紙でした)その中にはクラスのほとんどの女子が私の悪口を書いていたのです。中には「いなくなれ」「死ね」という言葉も…さすがにこれにはショックでした。そしてこんなことを思いました。「もし私がこの手紙のせいで自殺したら、これを書いた人たちは後悔するだろう、苦しむだろう」そう思いながら家に帰ると、家で飼っていた犬のシロが逃げてどこかに行ってしまった!と、大騒ぎしていました。私は必死でシロを探しました。そして近所を走り回っているうちに、「あんなことで自殺なんて馬鹿馬鹿しい」と思いはじめたのです。シロは無事に見つかりました。今思えば、あの日シロが脱走していなかったら、私はどうしていたかわかりません。しばらくして受験する高校を考える時期になり、私は「私をいじめる人たちが絶対入れない高校に行こう!地元でトップクラスの進学校、弘前高校を受験しよう!と決心したのです。しかし、受験勉強の最大のネックは「英語」でした。
いじめがきっかけで受験する高校を決めた⁈
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更新日:2021年1月14日
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